消費者金融などに利息制限法の上限を超える高金利で支払った利息などの返還を求める「全国一斉過払い金返還請求訴訟」が13日、全国各地で起こされ、県内でも金沢市内の男性1人が約21万円の返還を求め、金沢簡裁に提訴した。
県内での一斉提訴への参加は8回目。県内の多重債務者を支援する「金沢あすなろ会」によると、前回提訴した昨年11月から今月13日までに、県内では計160人が消費者金融など75社を相手取り、総額約1億2800万円の返還を請求。それぞれ請求額の9割は返還されているという。
また、160人のうち12人は提訴までは踏み切らず、同会の支援を受けながら業者と直接交渉。死亡した兄の保証人として10年以上利息の返済を続けてきた男性(71)は電話や面談で返金を要求し「2カ月で過払い金約100万円の8割は戻ってきた」という。
同会の榊国雄理事長は「多重債務に苦しむ人の5割は、返還請求できることを知らない。裁判費用をかけずに問題を解決する方法もある。まずは相談を」と呼びかけている。相談は同会(076・262・3454)。
【近藤希実】
過払い金返還訴訟:金沢の男性が提訴 /石川
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